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遺体 [ 石井光太 ]のレビューは!?
50代 女性さん
一切報道されない、本当の現場を知ることで、震災をしっかり受け止めたいと思って買いました。非常に貴重な現場証言です。ある遺体収容所となった廃校の体育館を中心に、そこで検死にに追われた医師、歯科医、消防団員、僧侶、葬儀屋職員等の証言を通して、悲劇の本質と、そのような究極の現場で何が必要かを浮き彫りにしています。皆さんにぜひ読んでいただきたい一冊です。地味ですが、この著者の仕事に敬意を表します。
年齢不詳さん
いつまでも忘れないようにと思い購入しました。涙なしでは読めませんでした。
40代 女性さん
映画の宣伝を見て、衝撃を受けたので本を購入しました。心にグッとくるものがありました。言葉に表現できないこの気持ちを一人でも多くの方にこの本を読んで感じてもらいたいと思える本でした。
年齢不詳さん
話しは、全滅ではない岩手県釜石市と中心として描かれています。 津波災害の1日後からの救い出される遺体となった方々。 それに報いようとする懸命な人たちの想いと行動経過。 内容の奥にあるのは、当時のすさまじい死生観が感じとられ、 ぼくも実際になんども行って感じた臭いとあの泥。 運び込まれるご遺体とその経過に伴う生者の向き合う行動と人としての心理。 文面そのものは、当時の状況を書きつづるドキュメンタリーそのものだが、 その奥に感じ取られるものが、あまりにもリアルだった。 心が向き合える方には、ぜひ、読んで頂きたい一冊です。
50代 男性さん
2011年3月11日。40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時にもなかった未曾有の遺体数。次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか?生き延びた者は、膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかったー遺体安置所をめぐる極限状態に迫る、壮絶なるルポルタージュ。
年齢不詳さん
珍しく泣きながら読みました。一般の報道には遺体が一切出てきません。見る側の心理やご遺族の気持ち、亡くなられた方の尊厳を思えばやむを得ないこととは思いますが、その報道姿勢はともすれば、今回の災害を矮小化してしまうことにもなりかねません。テレビで見る以上に、新聞で読む以上に、一行読むごとに今回の災害の甚大さを思い知らされます。 同時に、日本人というのは、実はある程度小さな組織だとすごい力を発揮するのだなとも思わされました。当然のこと、と言わざるを得ないのが残念なのですが、この書籍には、自衛隊をのぞけば、政府がほとんど出てきません。どうもこの国には政府が存在しないようです。 とにかく奮闘されたご自身被災者であるはずの地元の方にただただ畏敬の念を抱くばかりです。 また、遺体安置所に地元の僧侶が自らの意志で訪れたとき、そこにいたひとたちが本当に救われた思いがした、というくだりには、宗教というものがすっかり存在感を失ったかに思われる現代にあっても、しっかり日本人の中にはそういう思いが息づいていたのだと再発見させられました。 普段、お寺だの、お経だの、そんな抹香臭いものにどれほどの意味が、などと不届きにも感じていましたが、ひととして何か大切なことに鈍感になっていたのかもしれません。
30代 女性さん
忘れたくない事実を残す為に購入。 涙なくして読めません。遺体に敬意を払う内容に、生き残った人の方が優先だろという意見もあったようですが、遺体を大切に扱う事で遺族も温かい気持ちになり、多少でも救われるのだから、素晴らしい考えだと私は思います。 この日本で、報道されない、これだけ悲しい事が起きた事実。風化してほしくないですね。 家族を改めて大切にしたいと思いました。 皆さんに読んで頂きたい。 ただ、内容は実際に取材した事実で、素晴らしいですが、作者の力量は足りないように感じました。まとめかたが少し下手かな。 また、言葉の使い回しに、せっかくいい内容なのに、他人ごと、または適切でない表現もあったように思います。 そこが少し残念。
50代 男性さん
歯科医師なら、何ができるか何をすべきか考えさせられる本です。
年齢不詳さん
涙をぬぐいながら読みました。 肉親を失い遺体を探し、遺体安置所で見つけたときの様子は、読んだだけで目頭が熱くなり、嗚咽してしまうほどでした。
60代 男性さん
書店でも在庫のない書籍を、楽天ブックにて初めて購入。