医療崩壊 [ 小松秀樹 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
医療過誤は起きてはいけないことですが、同時に人間が関わることでもあり、起きてしまうものです。 その時に、大事なのは犯人捜しだけに陥ることなく ミスがなぜ起きたのか？その根本的原因にはどんな問題があるのかを冷静に検証することが大切だと感じました。 本書を読むと、現状ではこの国から医者がいなくなる日が来るのではないかと危機感を感じました。 国家的な対策が今、求められているのではないでしょうか。

30代 女性さん
この本を読んで、今、かなり安価で高度な医療を受けられているのもいつまで続くかわからないと恐怖を感じました。身内の死を冷静に受け入れられない気持ちはわかりますが、一個人の感情的な訴訟をマスコミが面白おかしく煽ることがその後に続く多くのかわいそうな遺族の欲望を煽り、その時点では医学的にそうするしかなかった正しい処置もあと出しジャンケンのような訴訟で敗訴する。訴訟への恐怖から結果的に医師の逃散が起こり僻地の衣料が崩壊している。そしてどうなるかといえば善良な市民の医療が奪われ何千何万の命が脅かされることになる。患者、法律家、官僚、政府、マスコミ、図々しい一般人などみんなで医療を虐げているように感じました。今年の成り行きを見ていると、この本の内容は現場の医師のかばいあいや隠蔽体質などではなく、善意の医師が心底怒りや絶望で震えている状況が伝わりました。

年齢不詳さん
まだ届いていませんが、あるサイトでとても話題になっていたので早く読みたいです。

40代 男性さん
この本の大体の内容は知っていますが、実際に読んでみようと思って購入しました。このレビューを書いた理由は、楽天ブックスに意見や要望を伝える所を見出せなかったからであります。’お勧め’は購入履歴や検索などを参考として表示されるのでしょうけれど、中には余計なお世話と思う本があったりしますので、是非お勧めが必要と各個人が思うなら表示されるような選択枝を置いてもらうようにして頂きたい。全く関係のないものが常に表示されて極めて不快です。関係者様よろしく御検討ください。

年齢不詳さん
難しい議題ですが、よくわかると思います。

30代 男性さん
非常に楽しく読めました。 何度も読み返せる作品です。

40代 女性さん
学校の課題図書として指定されたので購入。 医療過誤について考えさせられる内容でした。 医療者側の視点からの本です。

年齢不詳さん
6月4日の日経新聞にも紹介されていた。 虎の門病院に勤務する医師による、現在の日本の医療に対しての優れた問題提起である。 人気商品のため入手困難だが、是非、手に入れて読んで頂きたい。医療関係者だけでなく、すべての国民に。

年齢不詳さん
東大医学部卒の虎の門病院泌尿器科部長であり現役の医師による医療現場の声。お取り寄せとなっていますが、翌日に届きました。 はしがきに書いてありますが、これは検察に提出した意見書とのこと。それを膨らませて一般向けに書き直されたそうです。 医者側の視点であり、患者としてしか医療に関わる機会のない一般人には、ここまで深く知る必要があるのか解りませんが、興味深い内容であり現実を知り得る貴重な資料であると思います。

40代 男性さん
著者の講演などを通じて内容はある程度分かっていました。読んでみて、さらに共感できる内容でした。子供たちの時代になっても今のようにいつでもどこででも診察を受けられ、出産できる時代が続いてもらいたいと願っています。